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やってみたら意外とできてしまう
昨年に妻が退職し、年末調整がされていないので、妻の分の確定申告が必要となります。
面倒だなと思ってはいましたが、最近はオミクロンの影響で休みにどこにも行けないので、ちょうどいいやと確定申告をパソコンでやることにしました。
正直、何から手をつけようかと気が重かったのですが、「まずやってみよう、死ぬわけでもないし」という考え(笑)で、マイナンバーカードを使ったe-Taxに挑戦です。
結論から言うと、e-Taxの初期設定から始めて、妻と一緒にパソコンの前に座って1時間ぐらいでできました。
素晴らしい世の中になったもんだな。
スマホとアプリがカードリーダ代わり
e-Taxは以前からありましたが、カードリーダーが必要で、わざわざ1年に1回しかやらない確定申告のためにカードリーダーを買う気にはなりませんでした。
それが今はスマホとマイナポータルアプリでe-Taxができるんです!。
ちなみに必要なものは
- マイナンバーカード
- スマホ
- 職場からもらう源泉徴収票
- 年末に生命保険会社などから送ってくれる証明書など
- 医療費控除があれば医療費の領収書など
今回我が家では、医療費が年間10万円も使わなかったので、医療費控除はやりません。
国税庁のホームページから簡単に
普通に検索すれば上の方に国税庁の確定申告のページが出てくると思います。
ポチッと押すと、下図のページが表示されるので、大きく表示されている「確定申告書等の作成はこちら」をクリックします。
そうすると、下図のページが表示されます。
このページで、「作成開始」を躊躇なく(笑)クリック。
下図のページの一番左の「マイナンバーカード方式(2次元バーコード)」をクリック。
ICカードリーダは不要と書いてあります。
マイナンバーカードはスマホで読み取りできますからね。
あとは、指示にしたがって操作していくだけです。
私が感じた重要なこととしては、
・スマホに「マイナポータル」アプリをインストールしないことには始まらない。
マイナポイントアプリを入れている人は多いとは思いますが、マイナポータルアプリを入れている人は少ないかもしれません。
何にしても、これからの世の中には必要になるのでこのアプリはインストールしておくことをお勧めします。
・生命保険などから送ってくれる証明書などもマイナンバーで連携して取得できるが、連携が面倒なのでやらなくてもいいと思う。
今回は、かんぽ生命の生命保険の証明書だったんですが、もちろん年末調整(確定申告)用に郵送されてきたものは手元にありました。ところが、マイナンバーと「Mypost」なる郵便局関係のサービスと連携すればこの証明書すらいらないようです。
ただ、この「Mypost」というサービスを調べたのですが、何をしたいのか私にはよくわからなかったし、別に手元に証明書あるしで、よくわからないサービスとマイナンバーを連携するのが嫌だったので、結局この連携はしなかったです。
連携しないでやってみた感じですが、連携する必要はない、と思いました。証明書の入力は大した手間ではなかったです。
・マイナンバーカードの暗証番号を忘れていると全く進めない。
この方法は、マイナンバーカードとスマホとパソコンが連携しているのですが、難しく考える必要はありません。
基本的に、パソコンで作業していって、スマホとマイナポータルアプリがカードリーダーの役割を果たします。
カードリーダーみたいにスマホをパソコンにケーブルで繋げていないのにマイナンバーカードを読み取ってパソコンに渡せるのですからすごいもんですね。
途中で何回も、マイナンバーカードをスマホにかざして読み取りに行き、その際に暗証番号の入力を求められます。
そういえば、マイナンバーカードの暗証番号は3つ登録することになっています。皆さんも登録しているはずです。
今回の手続の中でほとんどが、暗証番号は3つのうちの1つだけ使うのですが、この手続の中で1回だけ別の暗証番号を使うことがあるのが注意点ですかね。きちんと表示されているのでよく読めば大丈夫ですが。
税務署に行かず、郵送もせずパソコンで送信できる
手元にある書類を入力していくだけなんですが、最後にプリントアウトして郵送することもなく、電子的に送信できてしまいます。
サービスがお休みになる日もあるようですが、一時保存もできる仕様になっていますし、途中でサービスがお休みかどうかカレンダーで表示できたりと、至れり尽くせりです。
専門的な文言が多く、確かにとっつきにくいのですが、難しい計算はせずとも、入力していくだけなので、まあ何とかなりました。
最後に、還付の金額も出てきます。
還付金を振り込む銀行も登録できるので、もう本当にパソコンで全て完了できる素晴らしいシステムでした。
何でもやってみるもんですね。
ああ、未来だ(笑)。