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【令和3年分確定申告】カードリーダーなくてもスマホで簡単に確定申告できた

目次

やってみたら意外とできてしまう

 昨年に妻が退職し、年末調整がされていないので、妻の分の確定申告が必要となります。

 面倒だなと思ってはいましたが、最近はオミクロンの影響で休みにどこにも行けないので、ちょうどいいやと確定申告をパソコンでやることにしました。

 正直、何から手をつけようかと気が重かったのですが、「まずやってみよう、死ぬわけでもないし」という考え(笑)で、マイナンバーカードを使ったe-Taxに挑戦です。

 結論から言うと、e-Taxの初期設定から始めて、妻と一緒にパソコンの前に座って1時間ぐらいでできました。

 素晴らしい世の中になったもんだな。

スマホとアプリがカードリーダ代わり

 e-Taxは以前からありましたが、カードリーダーが必要で、わざわざ1年に1回しかやらない確定申告のためにカードリーダーを買う気にはなりませんでした。

 それが今はスマホとマイナポータルアプリでe-Taxができるんです!。

 ちなみに必要なものは

  • マイナンバーカード
  • スマホ
  • 職場からもらう源泉徴収票
  • 年末に生命保険会社などから送ってくれる証明書など
  • 医療費控除があれば医療費の領収書など

 今回我が家では、医療費が年間10万円も使わなかったので、医療費控除はやりません。

国税庁のホームページから簡単に

 普通に検索すれば上の方に国税庁の確定申告のページが出てくると思います。

 ポチッと押すと、下図のページが表示されるので、大きく表示されている「確定申告書等の作成はこちら」をクリックします。

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2022.2 国税庁のHPより

www.nta.go.jp

 そうすると、下図のページが表示されます。

 このページで、「作成開始」を躊躇なく(笑)クリック。

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2022.3 国税庁HPより

 下図のページの一番左の「マイナンバーカード方式(2次元バーコード)」をクリック。

 ICカードリーダは不要と書いてあります。

 マイナンバーカードはスマホで読み取りできますからね。

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2022.2 国税庁HPより

 あとは、指示にしたがって操作していくだけです。

 私が感じた重要なこととしては、

・スマホに「マイナポータル」アプリをインストールしないことには始まらない。

 マイナポイントアプリを入れている人は多いとは思いますが、マイナポータルアプリを入れている人は少ないかもしれません。

 何にしても、これからの世の中には必要になるのでこのアプリはインストールしておくことをお勧めします。

・生命保険などから送ってくれる証明書などもマイナンバーで連携して取得できるが、連携が面倒なのでやらなくてもいいと思う。

 今回は、かんぽ生命の生命保険の証明書だったんですが、もちろん年末調整(確定申告)用に郵送されてきたものは手元にありました。ところが、マイナンバーと「Mypost」なる郵便局関係のサービスと連携すればこの証明書すらいらないようです。

 ただ、この「Mypost」というサービスを調べたのですが、何をしたいのか私にはよくわからなかったし、別に手元に証明書あるしで、よくわからないサービスとマイナンバーを連携するのが嫌だったので、結局この連携はしなかったです。

 連携しないでやってみた感じですが、連携する必要はない、と思いました。証明書の入力は大した手間ではなかったです。

・マイナンバーカードの暗証番号を忘れていると全く進めない。

 この方法は、マイナンバーカードとスマホとパソコンが連携しているのですが、難しく考える必要はありません。

 基本的に、パソコンで作業していって、スマホとマイナポータルアプリがカードリーダーの役割を果たします。

 カードリーダーみたいにスマホをパソコンにケーブルで繋げていないのにマイナンバーカードを読み取ってパソコンに渡せるのですからすごいもんですね。

 途中で何回も、マイナンバーカードをスマホにかざして読み取りに行き、その際に暗証番号の入力を求められます。

 そういえば、マイナンバーカードの暗証番号は3つ登録することになっています。皆さんも登録しているはずです。

 今回の手続の中でほとんどが、暗証番号は3つのうちの1つだけ使うのですが、この手続の中で1回だけ別の暗証番号を使うことがあるのが注意点ですかね。きちんと表示されているのでよく読めば大丈夫ですが。

税務署に行かず、郵送もせずパソコンで送信できる

 手元にある書類を入力していくだけなんですが、最後にプリントアウトして郵送することもなく、電子的に送信できてしまいます。

 サービスがお休みになる日もあるようですが、一時保存もできる仕様になっていますし、途中でサービスがお休みかどうかカレンダーで表示できたりと、至れり尽くせりです。

 専門的な文言が多く、確かにとっつきにくいのですが、難しい計算はせずとも、入力していくだけなので、まあ何とかなりました。

 最後に、還付の金額も出てきます。

 還付金を振り込む銀行も登録できるので、もう本当にパソコンで全て完了できる素晴らしいシステムでした。

 何でもやってみるもんですね。

 ああ、未来だ(笑)。