今日、前から読もうと思っていた息子が通っている高校の大学合格体験記を読んでいたのですが、内容が素晴らしすぎて感動しました。本当に今の子供達はすごいなと思います。
かくいう我が家でも、今年は3人の子供のうち2人が受験生で、ハラハラしていますが、私にできることは応援することぐらいです。
今日読んだこの合格体験記は大人の私にとっても、どんなビジネス書の内容よりもグッとくるものがありました。
私も大学受験を経験してますので、がんばった経験はあるのですが、今はそれよりも良くなっていると感じます。
受験生達は、期限が迫る中、モチベーションを保ち、自分で計画を立てて実行し、不安に苦しみ、先生や友人とうまく付き合い、友達や家族や先生のサポートも得て乗り越えていきます。
人によって1日の時間の使い方も本当に色々で、なんとか時間を捻出しては前に進めています。
部活と両立している人もおり、時間の使い方が上手で、時間がないことを言い訳にしている私が恥ずかしくなります。
合格体験記を書いている生徒一人一人が自分の状況を理解し、自分で考えて、自分にあった勉強方法を実行しているのが印象に残りました。例えば、1日10時間以上の勉強時間をノルマとして自分に課す人や、根性ではないんだと効率性を重視する人や、合格から逆算して計画を立てる重要性を解く人や、本気で挑戦することの重要性を解く人もいます。
この合格体験記は現役生の体験記だったこともあり、最後まであきらめないことの大切さも説いていました。
そして、個別記事の「おわりに」を読むと、自分で考えて努力して壁を乗り越えた体験を得たことを良く理解しています。
つまり自分のものにしています。
この人たちは強い!
まあ、これを書いている生徒が難関国公立・私立を合格した人ばかりなので、特にそのような傾向があるのかもしれませんが、純粋に素晴らしいと思います。
それに上記の能力はそのまま仕事に役立つ能力で、この合格体験記を書いた子供達は経験値以外(笑)私より優秀で、良いビジネスマンや研究者や起業家などになると思いました。
18歳の若者がんばれ!
我々大人は意味不明な既得権益や規制をなくしたり、おかしなところを変えて若者が生き生きと働ける環境を作るべきではないかと強く思った次第です。
正直、今話題の「日本学術会議」問題にモヤモヤしていたので特にそう思ったのかもしれません。
なぜ若い科学者(サイエンティスト)の研究の自由を日本学術会議の政治学者や憲法学者が縛るのでしょうか?
自然科学の学部を卒業したものとして、政治思想と科学技術は切り離してほしいと切に願います。